自閉症児とのドイツ暮らし

ドイツでワンオペ生活、自閉症児との暮らしを綴っています

食事事情

 

長男は毎日決まった物しか食べません。学校にも食べれるものを持参しています。1〜2歳位のまだ小さい頃は、作る物をだいたい拒まず食べてくれていたのですが、成長するにつれ食べれる物がどんどん減っていき、今ではたった数種類の食べ物しか受け付けなくなってしまいました。朝食はハムトースト。ハムは特定の1種類のもの以外は拒否します。ただ雑穀トーストを食べてくれるので、多少栄養は摂れていると勝手に納得しています。昼食はとあるスーパーのパンコーナーで買えるピザパン。色々な店のピザパンを試しましたがどれも受け付けてはくれません。夕飯は、たまにふりかけご飯(雑穀米は食べてくれます)を食べてくれることもありますが、大抵の場合ハムトーストか、ピザパンを要求してきます。子供が好きそうな手作り料理は全て拒否されます。

そして食べ方にも拘りがあります。必ず本または雑誌を持って来て床に座って見ながら食べるのです。行儀は良くありませんが、いつからかそのスタイルが定着してしまいました。椅子に座ることも出来ますが、すぐに降りてしまい食べるのをやめてしまいます。長男は食に興味や欲が全くなく、生きる為にただ食べるという感じで体型もかなり華奢です。私からすると、椅子に座らせようとして結果食べてくれないのなら、どんなスタイルでも良いから食べてほしい..それで今の状況となりました。学校ではきちんと座って食べているようなので問題ないかなと感じています。何故か家では頑なに今のスタイルを崩そうとはしません。これも自閉症からくる拘りなのでしょうか。

 

長男の食事スタイル